昨年より、久留里市場・下町山車小屋のシャッターに、君津青葉高校美術部が山車の絵を描いていました。寒さ厳しい中、3週間の作業を経て大作が完成しております。
久留里では毎年7月の夏祭りに、久留里市場の上町・仲町・下町・新町の各町がそれぞれの山車を曳きまわします。山車は普段、地区ごとにある山車小屋の中に収められており、下町の山車小屋は浮戸神社(お不動様)の敷地内にあります。
この小屋のシャッターがさびてきたことから、下町青年会が地元・青葉高美術部へ、シャッターに絵を描いてくれるよう依頼。美術部の生徒の皆さん、部の顧問の渡辺純子先生、そして下町住民の方々の協力により、高さ4.5メートルもあるシャッターアートが完成しました。
絵を見ると、屋台の上に人形が乗っているのですが、実際の下町の山車には人形はありません。実は、昔は各町とも山車に人形を乗せていたのですが、町内に電線が張られてからは、人形は引っかかって危ないということで取り外されてしまったのです。人形は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)でしょうか? 絵の中で往時の山車を復活させてくれるとは、何とも心憎い演出です。美術部の皆さん、ありがとうございました(^^)
なお、居酒屋麻雀店くろださんのホームページでも山車小屋のことが紹介されています。写真も多数ありますので是非ご覧下さい。
渡辺先生の連絡先とかわかりますか?